新卒で入社し、3年間ほどサプライチェーンマネジメント部にて、主にテーマカフェ事業の物販品の生産管理を担当していました。具体的な業務内容は、工場との価格・スケジュール調整、サンプルチェックや量産進行管理などです。生産管理とは何かすら全く分からない状態でのスタートでしたが、部内のプロフェッショナルの方にものづくりについて教えてもらったり、工場に足を運んだりして知識を身に付けていくことができました。また、進行管理についても、チームメンバーにサポートしてもらいながら、配属から半年ほどで、一人で案件を回せるようになりました。
新卒の配属から2年が経過した頃、生産管理以外の仕事もしてみたいと思い、携わっていたテーマカフェ事業の制作業務に興味を持つようになりました。それまで、生産管理として、業務効率化や利益最大化のための改善活動を実行してきたわけですが、生産管理だけでは改善しきれないと感じることも多く、バリューチェーンにおける上流部分の動きも学んで、ビジネス全体を最適化していきたいと思ったからです。3年目のジョブローテーションのタイミングも重なり、希望する部署に異動することができました。
異動後は、テーマカフェ案件において、企画制作のディレクションを行っています。主な業務は物販設計、デザインディレクション（物販・メニュー・店内装飾・WEB）や監修関連業務などです。限られた予算・スケジュールの中で、いかにお客様に喜んでいただけるクリエイティブなものを生み出せるかが、難しくもあり、やりがいを感じるところでもあります。

レッグスの魅力は、挑戦しやすい環境です。
難易度の高い案件や、トラブルを起こしてしまった場合でも、レッグスの社員は失敗したことをとがめるのではなく、失敗してでも挑戦したことを讃えてくれます。落ち込みそうになったときは、ポジティブなマインドで励ましくれて、ひと段落したときは、冷静に失敗要因を分析して、次に活かそうという流れがあります。また、案件以外でも、業務の進め方など改善したいことに対して声を上げれば、自らの目標として設定でき、責任を持って取り組むことができます。例えば、部内業務に関する仕組みづくりの改善という若手には困難に感じる課題であっても、自分に変えたいという意志があれば、挑戦し、実績が適切に評価される環境です。
また、テーマカフェ事業でのやりがいは、店舗がお客様の訪れる場ということもあり、自分が生み出したものに対するお客様の感想を、直接店頭やSNSで見ることができる点です。案件がオープンする前は忙しく不安もあるのですが、実際にお客様が楽しんでいる姿を見ると達成感があり、この経験を活かしてまた次も頑張ろう、と思うことができます。

「渦の中心になる」

仕事は一人ではできません。会社という組織に所属している以上、個人が頑張ることはもちろんですが、いかに組織として最大の力を発揮できるかが試されていると思います。今まで、この考えを知るまでは、受け身の姿勢が自分の中で強かったのですが、自分が率先垂範することで、周りの環境や結果も変わるということを学びました。得意なことや意志を持っていることについて、積極的に周りを巻き込んで、仕事を通じて成し遂げていきたいです。
また反対に、自分の不得意なことでも、他の方が中心になって燃えていれば、自ら巻き込まれにいって、燃えている人のために頑張りたいと思うこともできます。組織の中でいくつもの渦を生み出し合うことで、より良い結果になるのではないでしょうか。

やりたいことが見つかるまで時間はかかるかもしれませんが、まずは目の前の仕事に打ち込むことで、レッグスでは自然と興味のあることや、やりたいことが見つかると思います。また、素晴らしい仕事をするだけではなく、仕事を通じて人間としての正しい考え方や、指針になるような考え方も学ぶことができます。仕事も考え方も、理解して体得するまでが難しいですが、どちらもきっと皆さんの人生の糧になると思います。