執行役員 西島さんのインタビュー
インタビュー概要
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執行役員
西島 さん
2002年入社
私は2024年4月をもって、レッグス社員として24年目を迎えました。現在の私の仕事は、CLグループ全体に渡って、IPコンテンツ(アニメ作品やタレント等の各種権利関連)、クリエイティブ、海外事業などの強化や仕組みの構築になります。
もう少し具体的にお話ししますと、普段私たちが行っているマーケティング活動やモノづくりを通じて、より多くのIPコンテンツ(アニメ作品やタレントその他)ファンの皆様に、“おもしろい”とか“ステキ”とか“新しい”などといった、驚きや喜びを提供するために、スムーズな進行管理ができる仕組みを作ったり、新しい企画・デザインや新規事業を構築したりすることを仕事にしています。
私が入社した頃には、全く考えてもいなかった領域の仕事に携わっています。そもそも入社前は、漠然と広告業界に入ってみたい、かっこいいかもしれない、その程度で就職活動をはじめ、その中の一社がレッグスでした。まだまだ当時はベンチャーとしての荒々しさが強かった印象でしたが、ここなら身を投じてみれば自己成長できるだろうと思い、ただただ飛び込んでみた。そんな社会人生活のスタートでした。
これまでの経歴と働き方
入社してから2~3年は、プロモーション関連の仕事を広告代理店と一緒に取り組むことからスタートして、メーカーや版権元とのお取引へと、段階的にいろいろな立ち位置での業務をするようになっていきました。
今考えてみますと、3~5年ごとにクライアントや事業内容や自分の役職が変わっていき、様々な領域で経験をすることで、広い視野や視点が持てるようになると同時に、仕事を通じて、かけがえのない仲間たちとも出会うことができました。
近年で一番大きな成長や変化は、ここ10年での経験になります。日本国内で営業としての一定の成果も残し、勤続も10年を迎える頃に中国(上海)駐在の機会を得ることになりました。海外は旅行程度しか経験がなく、語学力も全くない中でのスタートでした。
結果的には、中国子会社の代表を務め、レッグスが海外事業を展開していくうえでの新たな活路を見出すまでに至るのですが、スタート時点では、現地に馴染むことに本当に苦労しました。心を切り替え、徐々に乗り越えたと思えば、国の方針などにより事業展開が窮地に追い込まれるなど、思ったようにいかないことが幾度もありました。特に、赴任して3年目に中国子会社の代表になったのですが、たまたまプライベートで一人目の子供を授かったタイミングと重なり、家庭と仕事のバランスが取れず多くの方々にご迷惑とご心配をお掛けしてしまいました。ただ、そのときも、仲間やお客様に本当に支えていただきましたし、それ以外にも文章では表現しきれない様々な経験を通じて、今では自己成長と仕事の面白さを実感できるようになったかと思います。
レッグスの魅力
レッグスの魅力はたくさんありすぎて、お伝えすることは難しいのですが、私にとっては、自分自身が一人の人間として成長することができた、ということです。(まだまだ成長過程ですが。)
私は負けず嫌いであり、正直、ずる賢い部分も自分の中に存在します。ただ、レッグスという会社に自分の身を投じ、正しいものは正しい、間違っているものは間違っていると言える環境で働くことで、自分の良い部分を伸ばすことができ、いい仲間を増やすことができ、そして、新しいことへの挑戦をし続けることができているというその事実が、私にとってのレッグスの魅力だと感じています。
一方で、私は、年齢的にも、立場的にも、会社の規模的にも、私自身がこの会社をより魅力的な会社にしていかなければいけないと思っているわけですが、いつの間にか私にそう思わせてくれる、いつの間にか夢中にさせてもらえる環境があるのも、レックスの魅力と言えます。
大事にしているフィロソフィ
「真の勇気をもつ」
私は、海外経験も長くさせてもらえたこともあり、人生において、日本人や日本企業が今一度世界から注目されたり、挑戦し続けたりする環境を少しでも多く作っていくことを目標としています。
自身が行っている事業においても、アニメなどが世界を代表するIPコンテンツとなりつつも、まだまだ世界のメジャーにはなっていないと認識しており、その魅力を世界に深く、幅広く伝えていくことをミッションとしています。
自分が一つ一つ成長をしていく中で、必ず壁にぶつかったり、迷いが出たり、小さいことから大きなことまで、いろいろな課題が存在します。その過程で重要なことは“自分自身での判断をしっかり行うこと”、これが自身の成長のベースであり、“真の勇気”をもって様々な判断、行動をしてきたか否かが、自分の目標に近づけるKEYだと考えています。
学生にひとこと
皆さんにとって、期待や不安、様々な気持ちが錯綜する初めての経験、それが就職活動だと思います。自分の経験や視野が足らなければ、会社を選ぶ目線も持てず、なんとなく曖昧な選択と決断になるかもしれません。
私が、就職活動において言えることは、人との相性や出会いを大切にしつつ、自分が社会人という立場になったとして、その先の夢や目標が見えてくる“と思える”会社をぜひ選んでほしいということです。(鮮明に見える必要はありません。)
そして、万が一、相手(企業側)に選んでもらえなかった場合も、落ち込む必要はありません。本当にその企業や業界に携わりたいと強く思い、信じるのなら、自身を成長させたのちに、その企業や業界に携わるチャンスは必ず巡ってくると思います。
是非、就職活動を通じて、いい出会いや、自分探しをしてみてください。